衛星航法データの出力設定
UBX-RXM-SFRBX
を有効にすることで、UART1(シリアルポート)に衛星航法データが出力されるようになります。
これを有効にすると、準天頂衛星みちびきから配信されている災害・危機管理通報サービス「災危通報」を取得できるようになります。
デバイス設定を開く
u-center2で受信機を接続してください。
Device - COMn
をクリックしてください。
Device configuration
をクリックしてください。
左サイドバーで Advanced configuration
をクリックしてください。
CFG-MSGOUT
CFG-MSGOUT
をクリックしてください。(開くまでしばらく時間がかかります)
UBX_RXM_SFRBX_UART1
UBX_RXM_SFRBX_UART1
をクリックしてください。
チップの初期状態では値が0(無効)になっています。
備考
受信機の出荷時は1(有効)に設定していますが、内蔵電池の消耗や交換によりBattery Backup RAM (BBR)への電源供給が断たれるとチップ初期状態の0になります。
設定の書き込み
RAMを選択し、Value(raw)
に1を入力して Set
をクリックします。
同様に、BBRを選択し、Value(raw)
に1を入力して Set
をクリックします。
ウィンドウ右下の Send
をクリックすると、受信機に設定が書き込まれます。